今回も不動産鑑定士試験の勉強法(やり方編)の続きとなります。
今回は会計学です。私は不動産鑑定士の勉強を始めた時点で会計の知識は全くありませんでした。貸方、借方さえ知りませんでした。
どのように勉強を進めたかというと、こちらも予備校で配布される論点ごとに解答例をまとめた論述フォームを使用し、これを理解して覚えるという作業を繰り返しました。
ただ、やはり私が会計学について全くの初学者であったため、「理解」するために時間がかかりました。
私は初学者ながら、論述フォームのわからない記述もこういうことを言っているのではないか?と想像しながら理解してそれをゴリゴリ覚えていきましたが、振り返ってみると、簿記3級の知識があればもっと理解が早かっただろうと思います。
簿記3級の知識があれば、貸方、借方はもちろん、資産、負債、資本の項目についても、基本的なことが分かっているため、不動産鑑定士の会計学を勉強する際にも理解が進み易いと思います。ただ勉強時間がとれない方は、回り道になってしまいますので、予備校の講義、テキストで進めていくのがよいと思います。