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徹底解説! 社会人のための不動産鑑定士試験 効率的勉強法(やり方編(行政法規))

今回も不動産鑑定士試験の勉強法(やり方編)の続きとなります。

 

今回は行政法規です。私が試験を受けていた時代は、現在のように短答式試験と論文式試験に分かれていませんでしたので、行政法規は唯一の五肢択一のマークシート式でした。

 

当時は行政法規の試験は非常に易しく、5つの肢から正しいもの、誤っているものを1つ選べという問題が大半でした。そのため、全部の肢の内容がわからなくても、明らかに正しい肢や、明らかに誤りの肢を選択していけばよかったため、高得点を狙いやすい科目でした。

 

しかし、現在は正しい肢、誤った肢の数を回答する問題が大半ですので、基本的にはすべての肢が正しい記述か誤りの記述かをわかっていなければなりません。そのため当時に比べるとかなり難易度は上がっていると思います。

 

当時の試験に比べて現在の方が恵まれていると思うのは、行政法規が短答式試験でしか出題されないため、短答式試験をクリアすれば短答式の合格年を含め3年間は短答式試験が免除されるため、論文試験では残り4科目に集中できる点です。当時は鑑定理論、行政法規、民法、会計学、経済学が毎年出題されていたため、すべてを同時並行で勉強しなければなりませんでした。この点は恵まれていると思います。

 

では具体的な勉強方法ですが、行政法規の勉強法は予備校のテキストを読んで理解し、過去問を解くことに尽きます。過去問を解くことでテキストで得た知識がどのように出題されるかが把握できます。過去問に出題されているものの、テキストには記載がないものはテキストに書き込んでいくとよいです。繰り返しになりますが、情報は1冊に集約することが重要です。

 

行政法規の知識、特に都市計画法や建築基準法は試験合格後の実務でも非常に重要な知識となります(逆に、民法、会計、経済の知識はあまり使いません、民法、会計の知識はまだ使いますが、経済はほんと使いません)。鑑定士になった後も、受験時に使用した行政法規のテキストはコンパクトにまとまっているためよく参照していました。

 

したがって、行政法規は実務でも使用する重要な知識ということを意識して勉強していくとよいと思います。

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