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独学は可能?独学のメリットとデメリット

今回は不動産鑑定士試験を受験するにあたり、予備校に通わず独学での勉強は可能か?という点と、独学のメリットとデメリットについてです。

 

不動産鑑定士の勉強をするにあたり、独学が選択肢に入ってくる理由として、予備校に通う(通信講座含む)ための費用が嵩む点が挙げられます。極端な話、予備校の費用が1万円程度であれば、みなさん迷わず予備校に通うと思います。迷うのは予備校の費用がそれなりにかかるためです。

 

私が調べたところ、LECで初学者が短答+論文(講義、答案練習、模試)の講座を受けようとすると、40万円以上かかりますし、TACですと50万円以上かかるようです。
早期申込で割引の適用があるなど、割引制度も用意されているようですが、それでもかなりの費用がかかります。

 

もし独学の定義を、予備校の力を一切借りず、テキストは市販のもの、答案作成練習も自分でやる、模試も受けないとするならば、試験勉強に掛かる費用はかなり抑えられます。また予備校のスケジュールにとらわれることなく、自分のペースで勉強を進められることとなり、これがメリットといえばメリットです。

 

しかし、私は独学は勧めませんし、独学で合格することは不可能だと考えています。

 

理由は以下の通りです。

 

1.不動産鑑定士試験はマイナー試験のため、市販のテキストが少なく、そもそも教材が手に入らない。

 

2.試験に合格するためにはインプット(知識の習得(暗記))だけでなく、アウトプット(問題に対し解答として何を記載するか、何から順番に記載していくかという答案構成、試験中の時間配分)の練習が必要ですが、独学ではその練習機会がない。

 

3.予備校の講座を受講すれば、試験勉強のスケジュールについて予備校がモデルケースを示してくれ、また予備校のカリキュラムに沿って学習を進めることで、本試験に間に合う勉強スケジュールを組めますが、独学だと全て自分でスケジューリングしなくてはならない。

 

4.独学だと初期投資が少ないため、いつでも勉強をやめられるという、逃げの気持ちがわく可能性が高く、自分を追い込めない。

 

以上がそのまま独学のデメリットとなりますが、特に1.2.は致命的な要因で、4.も大きな要因となります。

 

そのため、私は初期投資額が大きくても予備校の講座を受講すべきと考えますし、予備校の自習室なども可能な限り利用すべきと考えます。

 

なお別の記事で記載しましたが、私は予備校の講座で1年目は初学者コースを、2年目は再受験コースを選択し受講していましたが、講義は1年目に数回受けたのみで、あとは講義は受けずひたすら予備校のテキストを使用して自学していました。もちろん答練や模試は受けていました。そのため、私の勉強法は半分独学とよべるかもしれません。とはいえ、予備校の力を借りずに試験に受かることは今でも不可能だったと考えていますので、不動産鑑定士の試験を受験する方は、予備校に通うことを強くお勧めします。

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