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『2000時間で合格?』不動産鑑定士試験の真実

 

今回は不動産鑑定士試験合格者の、合格するまでの実際の勉強期間についてです。

 

私がこれまでに出会ってきた、鑑定士試験の合格者達は大体1年から2年の勉強期間で合格していました。試験は1回目か2回目までに合格しています。中には10年以上く勉強していた方や10ヶ月程度の勉強で合格したという強者もいましたが、鑑定士試験は本気で取り組めば2回目までに合格できる試験だと思います。

 

次に私の例ですが私の勉強期間は約2年です。正確には1年10ヶ月です。10月から予備校に通い始めて、翌年8月の2次試験を受験して不合格。
その翌年の試験で合格しました。

 

当時は現在のように短答式試験と論文試験にわかれておらず、3日間で5科目の試験を行う2次試験と、その後実務経験を積んで受験できる3次試験にわかれていました。

 

受験1年目は鑑定理論は基準を一通り覚えた程度で、答案の構成や基準の文言以外で解答に書くべき文章(要説 不動産鑑定評価基準と価格等調査のガイドラインの文言)は全く頭に入っていない状況でした。基準の暗記も8割くらいの精度でした。行政法規は合格ラインに達していたと思いますが、その他の共用科目は民法は私が法学部出身のためある程度できたものの、経済学、会計学は合格レベルには達していませんでした(一通りの勉強は終えているものの、重要度の高い論点すら論述フォームの内容を十分に書ききれない状態)。1年目の試験後の感想は、合格は厳しいと思うけど、下から5人くらいの位置でギリギリ合格していないだろうか、というものでした。

 

結局1年目は不合格で、合格発表後に開示してもらえる不合格者ランクはCで、不合格者の中200位~300位にいました。
一応どの科目も足切りにはなっていませんでした。

 

2年目は合格発表を待たず1年目の本試験後1週間くらいで勉強を再開し、鑑定理論の暗記の精度アップ、答連を利用しての答案構成の練習、答連の解答例に記載された要説の文言の暗記(情報集約のため、鑑定理論の論述フォームに転記してから暗記していました)、共用科目のうち弱かった経済学と会計学の勉強(論述フォームの暗記)を進めていきました。1年目である程度完成していた行政法規と民法についてもブラッシュアップし、暗記の精度を上げていきました。

 

2年目は5月~6月頃からは復習はしつつ、論文科目については答練、模試を使っての答案構成の練習を進めました。合格した年の7月の時点では、今本試験を受けても合格できるだろういう水準にいましたので、逆にモチベーションが下がってくるような状態でした。

 

全国模試はLECでしか受けていませんが2回受けて、2回とも10位以内でした。

 

試験当日は経済学が最も出来の悪い科目となりました。大問2つのうち1つが初見に近い問題で、小問3つのうち1つはなんとか書けたものの、2つはこじつけで埋めたような解答になりました。もう1つの大問は、以前記載した、石川秀樹氏のテキストで学んだ基礎問題が出題され、かなりできたという感覚でした。

 

経済学の勉強法についての記事はこちら⇒ 徹底解説! 社会人のための不動産鑑定士試験 効率的勉強法(やり方編(経済学))

その他の科目も合格水準だろうという感覚で終えられ、全体的には合格してるだろうという印象でした(結局この2回目の試験で合格しました)。

 

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