勉強をするに当たり重要になってくるのが睡眠時間です。
仕事をしながら勉強をしていると勉強時間を確保することが難しいため、睡眠時間を削って勉強時間に充てるべきか?という疑問がわきます。
これに関して私の意見は、睡眠時間は削るべきではない、となります。
私は毎日6時間寝るようにしていました。夜は12時に寝て、朝は6時に起きていました。
不動産鑑定士の受験勉強は長丁場になります。
今日勉強を始めて、明日、明後日に本試験がある類いの試験ではありません。ある日の睡眠時間を4時間に削っていつもより2時間多く勉強をしても、次の日に疲労が残り、次の日の仕事や勉強の効率が落ちるのであれば意味がないのです。
また、睡眠時間を削って勉強する日の勉強も、いつもより遅くまで起きてやってるわけですから、疲れていて効率は普段より落ちているはずです。この睡眠時間を確保するというのは、平日だけでなく、休日の前でも同じです。規則正しい生活を続けるのが長丁場を乗り切るコツだと考えています。
削る時間は他にあるはずです。昔はテレビの時間でしたが、特に今はスマホを見る時間です。これを削ればかなりの時間を捻出することができます。
四当五落(4時間しか寝ずに努力すれば合格するが、5時間寝ていたら落ちる)という言葉がありますが、私からすればこれは全くナンセンスです。
睡眠時間を十分に確保することは、長期間に及ぶ試験勉強を乗り切るためにも非常に重要なことです。
とはいえ、仕事をしていると職場の繁忙期がありますので、試験勉強しながら十分に睡眠時間を確保することが難しいこともあります。
そこで私は、睡眠時間を補うため昼寝をしていました。
どうゆうことかというと、まず職場では昼間の休憩時間になったら会社の外に食べに行くのではなく、朝のうちに買っていた弁当を食べ残りの時間は机の上に突っ伏して寝ていました(30分くらい)。
また休日に通っていた予備校でも、昼食後は日ごろの疲れもありどうしても眠くなってしまうため、ここでも昼食後は30~45分程度突っ伏して寝ていました。
これをしないと、14時台から15時台に猛烈な眠気に襲われ、1時間ほど眠気との格闘をしなければならず、平日の仕事も休日の勉強も非常に効率が悪いのです。
どちらもたった30分程度の昼寝(仮眠)ですが、その効果は抜群で、起きた直後は頭がぼーっとしますが、短い仮眠のためしばらくすると目が覚めますし、疲労が取れて頭も働き始めます。
この昼寝は忙しい社会人が勉強を継続してくためにぜひ取り入れてほしい習慣です。